親御さんの海外転勤に伴う転校の際に必要となるお子様の成績書の英訳の依頼は、翻訳者にとっても緊張するものです。担任の先生方のコメントは3、4行程度の短いものですが、正確に訳しながらも、そのお子様の良さを最大限に引き出す文句や言葉を時間をかけて選ばせていただきます。「もう一歩」「もう少し頑張りましょう」などの表現も、”more effort is required” などと正面きって訳すよりも”would further improve” などとネガティブな印象を避けて訳させていただいてます。
また、急に転勤が決まられて一日も早く海外の学校に書類を提出したいとおっしゃる方がいらっしゃいます。セレンではじっくり、丁寧な翻訳を目指していますので、少し余裕をもって納期を提示させていただいておりますが、可能な限りご依頼の緊急性に対応させていただいております。最近も1週間ほどの納期を提示させていただいたところ、とても急いでいらっしゃるというご希望だったため、早急に対応させていただき、以下のようなコメントをいただきました。
「この度は突然のお願いにも関わらず、迅速かつ丁寧なご対応を頂きまして誠にありがとうございました。週末返上で作業頂いたおかげで、最短のスケジュールで書類を学校へ
提出することができました。重ねてお礼申し上げます。」
大げさに思われるかもしれませんが、翻訳のご依頼によって、そのご家庭のお子様方の一生をも左右することもあるかもしれないという気持ちで各訳者が翻訳に向き合っています。