電話帳から弊社のことを知り、わざわざ社にお立ち寄りただいた80歳は越えていらっしゃると思われる笑顔の素敵な老婦人。
「ハワイのモロカイ島を一年前に訪れた。散歩の途中に可愛らしい村の小学校の子供たちに出会い、導かれるようにあとをついていったところ、本当に素朴な昔ながらの小学校があり、先生方も突然の来校にもかかわらず、あたたかく迎え入れてくれた。広いグランドを駆け回る子供達の顔をみて、とても幸せな気持ちになれた。
ぜひ今年の夏に、またあの小学校を訪れ、小額ではあるが学校のものを揃えるのに用立ててもらえるよう寄付をしたい。その際に相手の負担にならないように、自分がどんなに楽しい思いをしたかを手紙にしてほしい」というご依頼をうけました。
子供向けの可愛らしい便箋をご持参いただいたので、そのレター用紙を使ってプリントアウトしたものを後日お送りしました。
御身足が少しご不自由でいらっしゃるご様子で「これが最後の旅行になるかもしれない」とおっしゃっていました。
一年前に顔見知りになられた先生方がいらっしゃらなくても、その想いが小学校側に確実に伝わるよう、翻訳者のほうで、学校のどの職員の方でも事情がわかるよう、少し内容を補足させていただきながら翻訳させていただきました。